COLUMN
家づくりコラム
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スキップフロアとは、1階と2階の間など、各フロアの中間に空間を設けた間取りのこと。
段差を活かして空間を立体的に構成し、視覚的に開放感とメリハリをつくります。
スキップフロアは限られた敷地でも空間を有効活用できる方法として注目され、家族とのコミュニケーションの取りやすさや、収納力の向上などさまざまなメリットがあります。
今回は、家族構成やライフスタイル別に、スキップフロアを家のどこに設けるべきかをご紹介していきます。
渡部建設でも、スキップフロアの家を建築可能です。
詳しくは「スキップフロアの家 ミータス」も是非ご覧ください。

スキップフロアは、壁で仕切られていないため、家全体に光が通りやすくなります。抜け感のある開放的な空間が生まれるのも魅力です。
特に狭小地のような限られた敷地は、間取りが制限されがちですが、スキップフロアによって高さを調整することで、より広がりのある空間を確保できます。
空間がゆるやかに分かれることで、家族とのつながりを保ちつつも"自分だけの落ち着く場所"を確保できます。
たとえば、1.5階のスキップフロアを子ども部屋や学習スペースにすれば、個室にこもっているよりも子どもの気配を感じやすくなります。
また、スキップフロアをセカンドリビングにすれば、程よい距離感を保ちながら家族それぞれが自由に過ごせる場所になるでしょう。
段差の下部を収納に、上部をワークスペースや書斎として活用することで、デッドスペースを減らし機能性もアップします。一定条件を満たすスキップフロアは容積率の対象外となるため、実質的に床面積を増やせる利点もあります。
スキップフロアを取り入れることで、視覚的にも楽しく、個性的な住宅になります。
ライフスタイルに合ったスキップフロアを取り入れれば、機能性とデザイン性を両立した満足度の高い住まいが実現できます。

スキップフロアは壁や扉による仕切りが少ない構造のため、空調効率が下がる可能性があります。そのため、断熱性の高い家づくりや空調計画が重要になります。全館空調を採用すれば、スキップフロアや吹き抜けがあっても快適な室内空間の実現が可能です。
老後の暮らしや高齢のご家族との同居を考える場合、段差の配置や高さには工夫が必要です。 車いすでの通行が困難、転倒のリスク、小さなお子さまの転落など、安全面への配慮が欠かせません。 心配な場合は、工務店やハウスメーカーに将来的なリフォームの視点も含めて相談すると安心です。
スキップフロアは設計・施工に手間がかかるため、通常の構造より費用はやや高くなる傾向があります。導入を検討する場合は、スキップフロアの実績を各工務店やハウスメーカーに確認しましょう。
近年注目を浴びているスキップフロアですが、実際スキップフロアを家のどこに設けると良いのでしょうか。
今回は、子育て世代・共働き家庭のケースについて解説します。

リビングの一角に設けたスキップフロアを子どもの遊び場にすることで、おもちゃが散乱して生活空間が圧迫されるのを防ぐことができます。
また、スキップフロアは成長に合わせて用途を変えられるのも魅力です。 幼児期は遊び場、成長後は学習スペースやプライベート空間として活用できるため、長く使える利便性のある空間になるでしょう。
リビングやダイニングに面した位置に、半階上のワークスペースを設けることで、家族全員が使えるホームオフィスが実現します。
柱や壁の少ないLDKにスキップフロアを取り入れることで、閉塞感を抑えつつ集中できるスペースが生まれます。
LDKとの視線のつながりを活かし、子どものリビング学習を見守りながら仕事ができる点も共働き世帯にとっては魅力的なポイントになるでしょう。
スキップフロアは、家族の気配を感じながら、自分の居場所もきちんと確保できる"ちょうどよさ"が魅力的です。段差を上手に取り入れることで、毎日の暮らしにメリハリと楽しさが生まれます。
●家族とのつながりを大事にしつつ、自分の時間も欲しい方
●空間に遊び心が欲しい方
●限られた敷地でも開放的な家にしたい方
●子育て世代のご家庭
●共働き世代のご家庭
渡辺建設は、パナソニックブランド、地元ビルダーとして、強さと長く快適に住み続けられるテクノストラクチャーの家づくりをしています。
今回ご紹介したスキップフロアの家以外にも、快適な住環境・耐震性や構造の強さ、将来の資産価値を見据えながら、お客様が叶えたい理想を自由な間取りやデザインで叶えていきます。
静岡県東部エリア、裾野市、御殿場市、三島市、沼津市、長泉町で家を建てようか悩まれている方はお気軽にご相談ください。