COLUMN
家づくりコラム
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注文住宅をどの住宅メーカーや工務店で建てるか、悩む方も多いはず。今回は、見た目や価格だけでなく、長く快適に住み続けられる家創りをするために、知っておきたいポイントを営業の川本 睦さんにインタビューしてきました。
これから家作りを検討している皆様に役立つ&知っておくべき情報が満載なので、ぜひ最後までご覧ください!
-ライター:これから注文住宅を建てたいと検討している方に向けて、ズバリ!注文住宅を担当している営業マンの川本さんからみて、どのような基準で決めた方がいいと思いますか。
-川本さん:そうですね。まずは、注文住宅の醍醐味はお客様一人ひとりの暮らしにあった間取りを自由にデザインできることだと思います。それを前提とした時に、「長く快適に住める家」作りができる会社を選んでいただきたいと思います。
-ライター:なるほど。確かに、「長く快適に住める家」を作りたいです!それを叶えるためには、どのようなポイントが大切なのでしょうか。
-川本さん:そうですね、多くの方が契約する前にモデルハウスに行ってみたり、会社のHPを見たり、比較検討のために色々と情報収集をすると思います。その情報収集の過程の中で、次の3つのポイントをチェックしていただくことをおすすめします。
-ライター:家作りを考えた時、価格やデザインなどばかりに目が行きがちですが、他にも色々と意識をして検討した方がいいということですね。早速、各ポイントについて詳しく聞かせてください!
-川本さん:「ポイント1:建築を依頼する会社の実績と将来性」は、会社のHPなどをみて情報収集できる部分ですね。会社の実績というのはぜひチェックしていただきたいポイントです。
例えば、ワタケンホームは創業110年以上経つ、地元裾野エリアを中心とした建設会社です。また、総合建設業なので長い目で見たときも、会社の存続力としては強いものがあると考えています。
-ライター:なるほど。実績をみることで、その会社が信頼できる会社かを見極めることができる。また、どのような事業を行っているかも含めて確認することで、その会社が今後もずっと存続していけるかということも大切だということですね。
-川本さん:その通りです。家は建ててしまえば終わりではなく、建てた後も定期点検、メンテナンスや修繕などのアフターケアも必ず必要となってきます。
長期的にお付き合いが続くと考えた時に、その会社が無くなってしまうと困ることも多くあります。そういった視点からも、信頼のおける会社選びが必要となってきます。
-川本さん:次の「ポイント2:耐震性能など、災害等に耐えられる構造」は、皆さんがすでに気にされている部分かと思います。現在は「耐震等級3」や「長期優良住宅」など、基準をクリアすることで災害等に耐えられる家作りを売りにしている会社も多く見かけます。
ただ、家の耐震性能を調べる構造計算の仕方には、種類があります。その計算方法により、耐震性能が変わることはご存知でしょうか。
-ライター:構造計算ですか。難しそうなので、詳しくは分からない方も多いのではないでしょうか。
-川本さん:よくある計算方法は、「壁量計算」です。これは簡単にいうと、建物にかかる地震力や風圧力に対して必要な壁量があるかを計算する方法です。
一方で、ワタケンホームは「許容応力度計算」という方法を行います。これは、地震や台風時に建物にかかる力や、建物の自重や荷重などに対して
全ての柱や梁の検証を行い、建物の安全性を確かめる計算方法です。かなり詳細な計算になる為費用は掛かりますが、ワタケンホームではこの「許容応力度計算」を標準仕様としています。
-ライター:台風や地震などが多い日本では、「許容応力度計算」の方が安心ですね。知らないのと知っているのでは、のちのち大きな違いが出てくる大切な部分ですね。
-川本さん:そうですね。そういった部分も含めて、きちんと説明をしてくれる会社を選んでいただきたいです。
-ライター:最後は「ポイント3:担当する営業マンの対応力」ですね。
-川本さん:自身のハードルを上げてしまうようで、少しドキドキする部分ですが、正直にお話させていただきたいと思います。
-ライター:確かに、そうですね(笑)ぜひ、これから家作りを考えている方のために、教えてください!
-川本さん:はい!まず、皆さんが家作りを検討される時に最初に関わる方が営業マンだと思います。ワタケンホームでは、モデルハウスでのご対応の時から、家作りを一貫して担当しています。なので、長いお付き合いをさせていただくポジションです。
-ライター:なおさら、信頼できる方に頼みたいですね!
-川本さん:そうですよね。けれど、営業マンは接客が上手なので見極めが難しいと思います。そんな中で、私がこれだと思うポイントをご紹介します。
一つ目は、対応力です。注文住宅の家作りでは、決めることがたくさんあります。けれど、初めて家作りをされる方がほとんどなので、分からないことも多いと思います。他にも、ご家族内で意見が割れることもあります。こういう時に、皆さんが納得できる答えを一緒に検討していく必要があります。
長く快適に住んでいただけるための方法を、お客様ひとりひとりに合わせて見つけていく作業をお手伝いする。そういった時に「対応力のある営業マン」だと安心して家づくりを進めていただけると思います。
-ライター:確かに、「家事動線」という言葉をよく効きますが、実際に自分にとって理想的な家事動線がどういうものなのか分からないですよね。そういったことも、一緒に考えてもらえるということですか。
-川本さん:そうですね。もちろん営業マンの私だけでなく設計士やコーディネーターなどが関わってくる部分でもありますが、お客様の中の正解を見つけるために一緒に考えてくれるような営業マンが理想的だと思います。なので分からないことは積極的に質問していただくことをおすすめします!
-ライター:参考にさせていただきます!もう一つのポイントは何でしょうか。
-川本さん:二つ目は「分からないことを分からないと言えるか」どうかです。
-ライター:どういうことでしょうか?!
-川本さん:そこで誠実さが分かると思うんです。もちろん「分からないことがない」というのが理想ですが、経験を積む中で本当に分からないこともあると思います。そんな時に、お客様に対して「分からない」っていうのは、信頼度が下がるのではないかとか、不安にさせてしまわないかとか、色々とマイナスな思考が働いてしまうこともあります。
けれど、本当にお客様にとっていいことは、「分からないことをきちんと調べて回答する」ことですよね。そのひと手間をきちんとできる営業マンは信頼できる人だと判断できるのではないでしょうか。
-ライター:確かに、後から「前と言っていたことと違う?」となってしまうと、本当にこの人に任せていいのだろうか?と不安になってしまいそうですね。
見極めが難しいところですが、「誠実」に対応してくれる営業マンかどうかを見極めたいと思います!
-川本さん:そうですね。お客様にとって理想の家作りをすることが一番大切なので、それを叶えることができる会社をぜひ見つけていただきたいと思います。