COLUMN
家づくりコラム
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働き方に多様性が出てきたいま、戸建て住宅に憧れるけど「都心・郊外・田舎のどこに住むか迷う」という方が増えているのではないでしょうか?
今回は「家を建てるなら、都心?郊外?田舎?」をテーマに、それぞれの住みやすさについてメリット・デメリットをご紹介します!
「都心」「郊外」「田舎」の違いについて、実は明確な定義はありません。
しかし、どのエリアに暮らすかを考える時の一つの指標となるので、検討する際の参考にされてください。
「大きな街」というと分かりやすいかもしれませんが、具体的にはさまざまな企業があるオフィス街やホテル、デパートなどの商業施設が集まっているエリアを都心と呼びます。
住む場所という印象よりは、働く場所という印象の方が強いかもしれません。
「都心」に隣接するいわゆるベッドタウンと呼ばれる場所のことをさします。
都心ほどオフィスなどのビルはないものの、都心までの交通の便がよい場所が多いです。
「都心」や「郊外」とは離れた自然豊かな場所を「田舎」と呼ぶことが多いです。
都心までの交通の便はそこまで良くないですが、近くに山や海などの自然があふれている場所です。
また、レジャー目的の旅行などで訪れる人が多いエリアでもあるのが特徴です。
それぞれのエリアには、暮らすことを考えたり、戸建て住宅を購入したりする時のメリット・デメリットがあります。
続いては、それぞれのエリアのメリット・デメリットをご紹介します。
まずは、戸建て住宅に住む場合の都心で暮らすメリット・デメリットについてご紹介します。
どこに行くにも公共交通機関が使えるので便利です。
また、特に電車は朝は早くから、夜は遅くまで動いているので、日常生活のほとんどは公共交通機関の利用のみで済みます。
また、休日に遠出や旅行に行きたい場合にも、新幹線や飛行場へも公共交通機関で行くことができます。
通勤時間が短く済むケースがほとんどです。
また、転職する場合にも都心であれば働く環境の選択肢がたくさんあるので、住みたい家の近くで職場を探すことも可能となります。
デパートや映画館など商業施設がたくさんあるので、仕事終わりや休日など、プライベートで出かけたい場合に選択肢がたくさんあります。
また、ネットで多くのものが買えるようにはなりましたが、実店舗も多いので実際に手に取って買い物したい方や流行りに敏感な人には満足度の高い環境です。
都心で戸建て住宅を購入する場合、どうしても「土地代」が高くなります。
田舎では土地代より建物代の方が高いことがほとんどですが、都心では土地代の方が高いことが多くなります。
また、物価も同様に高いので、戸建て住宅を購入後の生活費も高くなります。
人が多くいるエリアになるので、人も交通量も多くなります。
平日・休日問わずに多いので、人混みが苦手な方にとってはストレスの多い環境になりやすいです。
大きな公園や川・海などの環境が近くにないことが多いです。
小さい公園などは点在していますが、自然環境を求める方にとっては物足りない環境です。
次に、戸建て住宅に住む場合の郊外で暮らすメリット・デメリットについてご紹介します。
都心と比べると、土地代や物価が安くなります。
ベットタウンと呼ばれるエリアや開発エリアであれば、土地の広さも大きすぎず小さすぎずなことが多く、理想にあった家づくりがしやすいです。
都心と田舎の間にある郊外は、商業施設と自然環境がどちらもバランスよくあることが多いです。
都会の雰囲気も田舎の雰囲気もどちらも好きという方には、ちょうどよい環境です。
郊外には大きな公園があることが多いので、子どもたちは外でのびのびと遊ぶことができます。
また、自然環境もショッピングや娯楽もまんべんなく楽しんで子育てしたい方にはおすすめです。
都心から離れる分、通勤時間が長くなる可能性が高くなります。
また、都心への電車やバスの通勤は混雑が避けられないので、通勤時間帯の混雑状況などは事前に確認が必要です。
いつか売却することや、資産として家を持ちたい場合は、将来的に都心に比べて郊外は資産価値が下がる可能性があります。
昔からある住宅地エリアなのか、再開発によって街並みが一新されたエリアなのかによっても変わるので、事前に検討・比較材料として考慮しておくことをおすすめします。
最後に、戸建て住宅に住む場合の郊外で暮らすメリット・デメリットについてご紹介します。
都心、郊外に比べると土地代や物価は安くなります。
そのため、費用だけを考えると一番建てやすくなります。
山や川、海などの自然が好きな方は、自然環境の中に家があるので、窓を開けると鳥のさえずりや川のせせらぎ等を聞くことができます。
また、高台に家を建てれば家からの眺めもよくなります。
土地が広いことが多いため、庭や畑付きの家を建てることができます。趣味や自給自足に憧れがある方には、おすすめです。
また、隣家との距離も取れるので、日当たりもよく、自由な間取りを作りやすいです。
郊外と同様に、通勤時間が長くなる場合があります。
また、働く環境自体が少ないことも多く、選択肢も少なる場合があります。
多くの場合、大人一人につき一台車を所有します。近隣に公共交通機関がない場合も多く、子どもの学校や習い事の送迎が必須になることもあります。
人口が少ない分、物件の売却がしづらいことも。
田舎の中でも住宅地エリアであったり、開発が行われるエリアもあるので、将来的に売却を考えている場合は、そういったことも検討しましょう。
今回は「家を建てるなら、都心?郊外?田舎?」をテーマに、それぞれのエリアの特徴とメリット・デメリットをご紹介しました。
それぞれの魅力を楽しみたいという理由で、週末は郊外や田舎の家で過ごし、平日は都会で仕事をするという選択をする方がいたり、都会や田舎での理想の暮らしを実現するために思い切って移住する方もいたりします。
ただ、住み慣れた環境を離れて暮らしてみると、思っていなかったところでストレスを感じてしまうことがあるかもしれません。
そうならないためにも、それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握してから、家づくりを行うことをオススメします。
また、家づくりをする場合は、長く快適に住み続けるために、その土地ならではの環境や気候風土をしっかり理解した上で設計することも大切です。
渡辺建設は、静岡県を活動拠点とし地元裾野市で創業110年以上積み上げた技術に、パナソニックの最先端の品質をプラスして、家づくりをご提案しています。
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