COLUMN
家づくりコラム
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今、最も注目をあびている『平屋』。
今回は、平屋を建てる時にチェックしておきたいポイントや、家づくりのプロが教える平屋事情、ワタケンホームのラインナップ、『HIRAYA』をご紹介します。家づくりについて悩んでいる方も必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
平屋とは、2階のない、1階建ての建物を総称して平屋と呼ぶことが多いです。
階段を設けないことで広いワンフロアが実現できます。2階建て以上の住宅と比べて構造的安定性が高いので、地震に強いのも特徴のひとつです。
平屋は生活空間が1階で完結するため、家族の距離感も心地よく、コミュニケーションが取りやすい間取り、快適な家事動線なども実現することができます。
色々な意味で、シンプルな暮らしを求める方に平屋が選ばれている印象を受けます。
また、バリアフリーの空間が創りやすいこともあり、ご年配の方がセカンドライフを送る家としても人気です。最近は若い年齢層の方も、平屋を希望する方が増えています。
「天井を高くしたい」「大きなワンフロアな空間にしたい」「中庭を囲むような間取りにしたい」など、平屋は2階建て住宅と比べてもこだわりの間取りを実現しやすい住宅です。
見た目だけではなく、「家事をしながら子供の様子を確認したい」「構造の安定した家に住みたい」という暮らしやすさにもあわせ持ちます。
平屋についてもっと詳しく知りたい!平屋に住むと実際どうだろう?ということで、今回はワタケンホーム営業の山本さん、川本さん、設計の玄さんに平屋についてお聞きしました。
-ライター:早速ですが、平屋について相談される方は、実際多いのでしょうか?
-川本さん:そうですね。最近は平屋を希望する方が増えています。「最高の贅沢」と言われ続けてきた平屋。広い土地が必要なことから、一昔前では裕福な方が建てる住宅といった印象でしたが、近年コンパクトな平屋が欲しい、家族との距離を大切にしたいから平屋が良い!など、新しいカタチで平屋が好まれています。
私たちが平屋を建てるときにまずご提案することは「日当たりを良くすること」です。
平屋はワンフロアにすべてを配置するので、2階建住宅よりも採光が難しくなり、いかに光を採り入れるかが課題になります。設計士の腕の見せどころですね。
東南の角地など、日当たりを阻害されないような土地であれば計画も立てやすくなります。ロの字やコの字型の間取りは、中庭をつくることで光を採り入れるができ、見た目も豪華ですし、日当たりも良く特に人気ですね。
また、屋根形状の好みにもよりますが、軒(のき)の長さにこだわることで、一年を通して快適な光を採り入れることも可能です。
日当たりに恵まれない土地でも、様々な工夫で採光設計を行いますのでご安心ください。
-ライター:家の中心に中庭のある間取りはとても憧れます!平屋だからこその設計ですね。ちなみに間取りや設計に関してのオススメはありますか?
-玄さん:平屋はワンフロアから広がっていくので、なるべく短く、快適な動線で過ごせるように心掛けています。2階建住宅であれば、上下も意識し設計を行いますが、平屋には上下の概念がないため、より繊細な設計が求められます。
例えば、玄関付近にお手洗いを配置したら、寝室から遠くなってしまった。日当たりが悪いなど、不便に感じてしまうことも出てきます。平屋では特に日当たりを意識しながら、玄関にする場所、寝室にする場所など、部屋の配置にも気を配りご提案しています。
-ライター:なるほど。確かに平屋に上下はありませんし、横に広がるとなると間取りも難しそうです。他にも平屋ならではのメリットやデメリットを教えていただけますか?
-山本さん:そうですね。デメリットとしては予算が高くなりがちなところでしょうか。2階建ての建物と比べると、土地の面積、基礎の面積も広くなってしまうので、同じ広さで比較すると、2階建住宅よりもコストが上がってしまいます。あとは、収納スペースが限られてきてしまうというところでも悩まれる方が多いですね。
-ライター:コストに収納、どちらも大切なことですよね。 デメリットをカバーする方法はあるのでしょうか?
-山本さん:収納に関しては、見られていい収納、見られたくない収納があると思うのですが、平屋の平面という導線上、棲み分けが難しくなってしまいます。収納問題を解決するために、ワタケンホームでは「半平屋」というご提案もしています。
半平屋にすることで、1階の生活スペースでは収納を減らし、屋根の余剰空間を小屋裏として活用し、見られたくない収納に使用することが可能です。収納面積のみ上下につくるので、その分基礎の面積も抑えることができます。
-玄さん:小屋裏スペースを確保できれば収納問題も解決でき、お子さんが小さい時は秘密基地としても遊べるスペースになりますし、お子さんが成長されたら、収納スペースとして使用するなど、色々な使い方ができるので、半平屋にされる方も多いですね。厳密な平屋ではなく、スペースを有効活用する半平屋、とても人気です。
-山本さん:収納スペースもそうですが、一般的なハウスメーカーさんでは、規格により大きさが決まっていて、自由な変更ができないこともありますが、ワタケンホームは在来木造なので、ちょうどよい収納スペース、快適なお部屋の大きさなど、微妙な寸法のご提案も可能です。まずはヒアリングから不要な部分を削り、生活しやすい平家住宅のご提案をさせていただきます。
-ライター:半平屋は初めて聞きました!平屋を保ったまま、より快適な生活が過ごせるのは嬉しいです!
-川本さん:また、土地探しもコストを抑えるコツです。日当たりを優先し広めの土地を少し安いエリアで購入したり、家族のライフスタイルに合わせて様々な工夫を凝らすなどで建築予算を抑える対策も行えます。土地購入やコスト面も含めて、平屋を建てたいけど・・・、と悩まれましたら、是非ワタケンホームに相談してください。
-ライター:心強いですね!家づくりのこと、もっと教えて欲しいです。
-山本さん:これは平屋に限らずですが、ワタケンホームは、お客様の"お気に入り"をとても大切にしています。中庭で過ごす時間、家族が集えるリビング、快適な家事動線など、空間はもちろんですが、「お気に入りの家具を新居に入れたらどうなる?」など、具体的なご希望にもお応えできます。本当に細かいヒアリングをすることで満足度の高い家づくりが可能になります。設計の仕事はより大変になりますが、それができる優秀な設計士がいますのでご安心ください!こんな家がいい!どんなことでも、遠慮なくお聞かせください。
ワタケンホームの『平屋-HIRAYA-』は「平屋住宅で豊かに暮らしを愉しむ」がコンセプトになっており、階段を設けないことで、転倒の危険を防ぐことができたり、ワタケンホームならではの工夫で家事の負担を軽減したりと、暮らしやすい生活を実現できます。
また『HIRAYA』は耐震、耐久性にも優れ、panasonicのテクノストラクチャーだからこその一棟ずつ構造計算された住宅であること、地震や台風に強いパネル工法を採用していることなど、安心の要素がたくさんあります。
断熱、耐火に関しても、通常オプションとなる高気密、高断熱の素材が標準仕様になっており、様々な条件をクリアした、省令準耐火構造の住宅です。もちろん、長期優良住宅も取得可能です。更には、新シリーズ"ベイシー"の"トリプルサッシ"も標準採用されます。
HIRAYAページでは、HIRYAシリーズの紹介と、参考間取りも掲載しています。
是非一度ご覧ください。
家族みんなが快適に生活できるような家づくりを叶えてくれるワタケンホーム。理想の家について、まずは相談してみませんか。